【太陽の末裔】ドラマを見ながら考えた、戦争と平和のこと。




 

 
こんにちは、ゆりです^ ^
 
今回は、太陽の末裔を見ながら考えた、戦争と平和についての話です。
 
一応軍隊を持たない日本では、軍隊ものとか戦争ものの映画はまずないので(歴史もの以外)、
ドラマをみながら、
北朝鮮との問題や、アメリカとの関係性、守るために戦う姿など、
新鮮だったと言うか、こんなに描いていいんだ、と思う部分がたくさんあって、
どうしても気になっていたので、今回記事にしてみました。
 
戦争や平和について考えさせられるセリフもたくさんあったので、
この記事を読みながら少しでも平和について考えるきっかけになったらいいと思います。
 
 

ドラマを見ながら考えた、戦争と平和のこと。


 
とにかくこのドラマを見ながら、一番驚いたというか、気になっていたのが「北朝鮮」の描写です。
 
1話から早速北朝鮮軍と韓国軍で軍事境界線のところでもめてて、そこでのセリフが、

お前は俺を殺せない。南朝鮮はあちこちの顔色を伺ってるからな。
我が共和国は違う。
 
70年も経つのにまだわからないのか。
我が軍は平和のためならいつだって撃てる。
これ以上ミスするな。困るのはそっちだ。

というのがあったのですが、こんなセリフを普通のドラマで言ってるっていうことにまず驚き。

私が勝手に思ってただけですが、政治の話や国家の問題はエンタメとは切り離して考えるものだと思っていたので。(そうなのは日本だけですかね

 
実際の国家問題を扱っていることに驚いたわけですが、
この後も北朝鮮がらみのシーンが多くあり、結構踏み込んでるな〜と思ったわけです。
 
一番印象に残っているセリフがこちら。

南朝鮮の奴らは、離散家族の対面や経済協力など
北南の未来は平和協議次第だと言う
だが鉄柵は高いほど安全で
北南間は遠いほどいいものだ
 
望みのものを得るには、
対話より脅迫
平和より緊張だ


 
これって、結構怖いセリフですよね。
ドラマのセリフなのに、とても現実味があって怖いというか。
 
「望みのものを得るには、対話より脅迫、平和より緊張」
 
という言葉がすごく的を得ていて、
だから戦争はなくならないし、無くせないのかなと考えてしまうセリフでした。
 
ただ、このドラマは別に北朝鮮をひたすらに悪者扱いしていたわけではなくて、
アン・ジョンジュン大尉とユ・シジン大尉の友情には心を打たれるものがありました。
 
第21回のセリフで、

死ぬにしても、共和国で死ぬ
行かせてくれ
 
同じく祖国に従う軍人として
逃がすことはできない

というのがあったのですが、
祖国は違えど、同じ信念のもと、守るべきものを守ってきた2人の信頼関係はかっこよかったです。
ユ・シジンがアン大尉を救ってかっこよく終わり、ではなくて、
最後はアン大尉がユ・シジンとソ・デヨンを救ってくれたわけで。
 
どっちが上、とかどっちが強い、という書き方をしなかったところに、
国同士の関係はうまくいかずとも、
 
人と人なら信頼関係を築けるはずだ
 
というメッセージがあるんじゃないかなと思います。
 

あんたたちの言う国の安保とは
密室で行う政治であり、カメラの前で騒ぐ外交だ
我が部下たちには
青春を捧げて守る祖国であり
命がけで遂行する任務であり命令だ
作戦中、死ぬか捕虜となっても
報いてくれない祖国に喜んで尽くすのは
国民の命が国の安保と等しいためだ

(第17回より)

ドラマの中では、
外交上の問題を気にする政治家と、祖国に尽くす軍人との間で、
「祖国とは何か」「守るべきものは何か」
ということについてぶつかっているシーンもあって、
「戦争をしてまで守り抜くべき平和とは何なのか」
について考えさせられますね。
 
こうやってみると、国家レベルでの平和って相当難しいし、
そこに正解があるのかすらわかりませんが、
 
ひとつ、
なんだか素敵だな、と思ったセリフが、

カン先生の彼氏が男前だとか
  北朝鮮兵と運ばれてきた男よ
北朝鮮兵も男前だとか
  南北統一を願うわ(笑)

(第21回より)

という、ピョ先生とチャン先生の2人の会話。
なんか、南北統一とか、平和とかって、こんな理由でもいいんだなって。
すごく大きくて難しい壁なんかじゃなくて、
小さな「好き」という気持ちで、乗り越えられるものなんじゃないかな、と思うわけです。
 
最後に、これもすごく印象に残っているシーンのセリフをふたつ。
 

戦士が同じ方向を見ていれば
停戦であり平和だ

(第19回より)
 
これって、シンプルだけどすごく的を得ていて、
ほんとにそうだなって思うんですよね。
この一文に詰まっている言葉の意味がすごく胸に響く、大切な言葉だと思います。
 

ビックボス
二度と会えなくても
生きていてくれ
元気で

(第18回より)
 
これがすべてだなって思ったんです。
 
生きていないと。
平和を守るためにも、生きていないと意味がないんです。
 
アーガスの棺の前でこれを伝えたからこそ、
もっと意味があったような気がします。
 
 


以上、
ドラマを見ながら考えた、戦争と平和の話
でした。
 
このドラマの脚本家さん、トッケビと同じキム・ウンスクさんなんですが、
トッケビでも北朝鮮との南北離散家族の話が登場していて(死神の部屋で再開するとこ)、
きっとこのテーマに関心があるんだろうな、と思って気になっていたし、

ドラマって、恋愛や成長だけじゃない想いも届けられるものだと思うので、
こうやって「戦争と平和」や生きること、守ることについて、
ドラマを見ながら考えるのも大事だな、と思って書いてみました。
 
最近は日韓でもいろいろありますが、
人と人の信頼関係や小さな好きを積み重ねれば、
きっと「平和」になれるんじゃないかな、と思ったり。
 
最後まで読んでくださりありがとうございました^ ^
 
ではでは。
 

 
※この記事に掲載している写真はすべてネットから拾ってきたものです。
セリフの和訳・話数はU-Nextを参考にさせていただいてます。
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