こんにちは、ゆりです^ ^
今回は、ドラマ「太陽の末裔」から
イ・チフン
の話。
超金持ちの親を持ちながら、素直で純粋で笑顔が素敵なチフン先生。
弱さを乗り越えようと必死に自分と向き合っている姿も印象的でした。
強くて誇り高くて、大切なもののために命を賭けるかっこいい人が多かったこのドラマの中で、
一番「私たち」のような人だったんじゃないかな、と思うんです。
その弱さに人間味があって、とても魅力的だったイ・チフンを語りたいと思います^ ^
イ・チフンはヘソン病院の土地を持つ家族の息子だったわけですが、
性格は穏やかでちょっと抜けてるかわいい人でした。
「命を懸けて」強く生きる人たちが多い中で、唯一ほんわかしてるというか、
ある意味ちょっと甘い人だったわけです。
ウルクに着いた時も、ちょっとした観光客みたいな感じだったんですね。
でも、実際に地震が起きて、たくさんの人が怪我をしたり亡くなったりしている中で、
死に向き合う勇気や、自分の弱さを突きつけられて涙を流すシーンが印象的でした。
チフン自身が自分の弱さと向き合っていく姿がかっこよかったし、
一生懸命向き合って成長していく姿が感動的で、
がんばれ！って応援したくなるそんな人でした。
一番印象的だったのは、やっぱりウルク発電所職員、カン・ミンジェとのシーン。
助けなければいけない患者を置いて逃げてしまった罪悪感で自信がなくなってしまい、
どうしても前を向けなくなってしまったイ・チフンですが、
その中でも涙を流しながら懸命に自分のしてしまったことに向き合おうとする姿が感動的でした。
韓国行きの飛行機に乗らず、ウルクに残ったときのソン先生との会話がこちら。
(13回より)
この「力を借りたら逃げるのと同じです」という言葉がすごく印象的でした。
周りに手を貸してくれる、支えてくれる人がいても、
それでもやっぱり自分で向き合わないといけないことをわかってて、
すごく辛くても一生懸命な姿に心打たれました。。。
助けてください
僕を救ってください
怖かったんです
あなたの言う通りです
あの瞬間 僕は医者じゃなかった
1人で逃げて
すいません
ほんと自分勝手だな
俺にざんげでもして
心を軽くしたい？
できるならとっくにしてます
ただ、どうすればいいかわからなくて
教えてください
従います
いくら考えても、打ち明けられるのは
あなただけです
助けを求めるな
俺の手をつかまなかったろ
俺を見捨てただろ
だから手を伸ばすな
俺もつかんでやらない
(15回より)
このシーンで一番印象的だったのは、カン・ミンジェがイ・チフンを許さなかったこと。
イ・チフンが必死で自分の罪悪感や弱さと向き合っても、
それで何かが変わるわけではなくて。
その現実がすごく重くのしかかってくるシーンでした。
さらに、カン・ミンジェ自身も、生き延びたが故の悲しみや罪悪感を抱えているわけで、
お互いに自分の悲しみと向き合ってるんです。
そんな辛い思いが重なっているからこそ、すごく切なくて寂しいですが、
ふたりとも一生懸命生きていこう、向き合っていこうという姿が素敵でした。
やっぱり一番イ・チフンの成長を感じられたのは、感染症も恐れずチン・ヨンスを救うために最善を尽くしていた姿でした。
そのときのカン・ミンジェの言葉が、こちら。
そいつは感染したんですか？
さっきはちょっと、医者らしかった
この「医者らしかった」という言葉で、やっと大丈夫になれたイ・チフンですが、
一度逃げてしまったからこそ、
そしてその罪悪感としっかり向き合ったからこそ、
医者らしい「人の命を救う」という医師の理念を貫けたんじゃないかな、と思います。
この行動はかっこよかったし、
そのあと泣きながら、
「大丈夫になりました。やっと電話できる。」って号泣してる姿がなんだか可愛くて素敵でした^ ^
以上、
弱いからこそかっこいい、イ・チフンの魅力の話
でした！
このドラマの登場人物の中で、一番弱くて一番「普通」の人でしたが、
その一生懸命弱さを乗り越えようとする姿がほんとに素敵で、
涙を流す姿も、思いっきり笑う姿も、気持ちに正直なところがとっても魅力的でした💙
ではでは。
※記事内の写真はすべて、YouTube、他サイトから集めてきたものです。
セリフの和訳はU-Nextを参考にさせていただいてます。
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地球の裏側のウルクは遠すぎないか？
ええ、遠すぎます
だからです
そんな遠くに逃げたら僕は
医師失格です
カン・ミンジェと何かあったな
力になってやる
今度話します
力を借りたら逃げるのと同じです
ひとまず自分でやってみます
それでダメなら
その時話します