【シーシュポス:the Myth 感想】過去の後悔を超えて、未来への希望を選ぶということ。




ネタバレありありですので、ネタバレ嫌だよ!まだ見てないよ!って方はご注意ください。

    

こんにちは、ゆりです^ ^

   

今回は、約1ヶ月前に完走した

チョ・スンウ×パク・シネ主演ドラマ

シーシュポス:the Myth

の感想記事です〜♬

   

ドラマが始まったばかりの時から、

未来や現代、過去が交差する世界観が難しいかもしれないな〜とは思っていましたが、

   

本当に難しかったですね(笑)

   

後半戦はどんどん進んでいくストーリーと伏線回収により、

トムジェリコンビ

今どこ??過去?未来?現代?
この人って生きてるんだっけ??

みたいな疑問とともに混乱し続けていましたが、

私はこの混乱がとても楽しかったです(笑)

個人的に、シーシュポスの石や神話意外にも、

ハン・テスルとエディー・キムの関係が、歴史上の人物であるテスラとエディソンから取ってるという「そこ?!何それ!」っていう脚本に感動しました(笑)(気になる方はWiki大先生へ)

  

ドラマを見ながら、

ソヘ姉さん

あー!そこがそうなるのね!そこが繋がるのね!

みたいな発見の連続で、個人的にはその世界観も含めて、すごく楽しめたドラマでした!!

   

この記事ではちょっと踏み込んで、

「このドラマのメッセージは結局何だったのか」について書きたいと思ってるんですが、

その前に一言だけ叫ばせてください。

  

ジェソン!生きててよかったーー!!

  

希望が全然見えてこないドラマの中で、私の唯一の希望であり楽しみでした❤️

もう彼が死ななかったから、ドラマの結末がどうであろうと許せます(笑)

   

  

というわけでここから!

このドラマのメッセージは結局何だったのか

について勝手に考えていきたいと思います。

  

前に「シーシュポスの予習」という記事で、どんなドラマになりそうか考えたんですが、

シーシュポスの神話は、

神シーシュポスが、奈落の底で岩を山頂まで持って行く罪を課せられたが、岩は山頂まで持って行くと最後の最後にその重さでまた下まで落ちていってしまうという神話。

この話から、「シーシュポスの岩」とは「終わらない苦労、徒労」のことを指す。

でしたよね。

だから、「どんなに努力しても未来は変わらない」という考え方がドラマのストーリーの軸にあったわけです。

実際に、どんなに努力しても未来は変わらない、と思っていた登場人物はたくさんいました。

   

それでも唯一、未来は変えられる、と信じていたのが主役のカン・ソヘだったわけで。

カン・ソヘは、未来であり過去でもある自分からの日記を読んで、

日記に記された自分へのメッセージ、「あなたなら世界を救える」って言葉だけを信じて過去まで戻ってきたんですよね。

誰の言葉よりも、自分の言葉を信じ続けられたことが、カン・ソヘの最大の強さでした。

   

で、このドラマで結局未来は変えられたのか、変えられなかったのかでいうと、

変えられました。

    

核戦争は起こらなかったわけですから。ソヘのお母さんも死なず、ほぼみんなハッピーに生き延びたわけです。

ただ、なんだかスッキリしたハッピーエンドにならなかった理由は、

ハン・テスルが死んで

   

未来から来たカン・ソヘは消滅し、

    

ソ・ギルボク(現代を生きるシグマ)が最後に不穏な空気を残していったから

です。

  

つまり、「2021年10月31日に核戦争が起こる」という未来は変えられたけれど、

結局また別の誰かがアップローダーを作って同じ未来を繰り返してしまうのではないか、

という「シーシュポスの石」的な考えが残ったわけです。

みんなハン・テスルになりたかった

「ああ、結局シーシュポスの石は転げ落ちて、同じ未来を繰り返すんじゃないかな」

って思ってしまうわけです。

   

でもじゃあこのドラマのメッセージは、本当に「未来は変わらないけどせいぜいがんばれ」みたいな切ないメッセージだったんでしょうか。

まあそうだったとしてもいいんですけど、

筆者的にはそんな寂しい答えは出したくないので、色々考えてみました。

  

それで出した答えが、このドラマは

   

過去の後悔ではなく、まだわからない未来の希望を選ぶ勇気

   

の物語だったんじゃないかな、と。

   

Netflixのインタビューで、主演のチョ・スンウがドラマの紹介として

우리들의 인생에 있어서 선택에 관한 이야기
僕らの人生における選択についての話

と言っていたんですよね。

選択といえば、ドラマのセリフで何度も出てきていた

선택해. 여자야 세상이야
選べ 女か世界か

が印象的でしたよね。

実際、このドラマでは最後の最後にハン・テスルが今までとは違って

カン・ソヘではなく世界を選んだ、という選択で終わったという風に捉えてもいいとは思いますが、

それだけだとメッセージとしてはなんだか寂しい。

   

大事だったのはきっと、実際に未来が変わったか変わらなかったかという結果よりも

未来はきっと変えられる、という小さな希望を信じ続けたこと、

そして大切な人のために自分の後悔や憎しみを手放して

未来を守る選択をする勇気

だったんじゃないでしょうか。

ドラマの中でセリフとしても何度も登場していましたが、

アップローダーが作られた理由も、アップローダーが存在し続ける理由は過去の後悔や憎しみでした。

みんな自分の過去の後悔に縛られて未来を選んできたんです。

   

あの時もし家に帰っていたら、もしあの時違う選択をしていれば、

そいう後悔に縛られて、過去をやり直そうとした人たちが作り出した「核戦争」という未来だったわけです。

そうやって何度も何度も未来を変えようとみんなが過去に戻っていていたわけで。

でも、きっと後悔をやり直していくことなんかよりも、

   

過去を許して、未来に向かって進んでいくこと

その選択をする勇気を持つこと

   

が大事だったんだと思うんです。

   

核戦争は起きていないにせよ、このドラマの中の登場人物たちが抱える後悔や憎しみは、

私たちの身近にも起こりうるし、実は同じような後悔を抱いて生きている人だってたくさんいると思います。

大切な人の最後に一緒にいられなかった後悔

当たり前だった存在の大切さに気づけなかった自分への怒りや憎しみ

かっこ悪かった自分の過去をやり直したいという思い、、

その大きさや重みは違えど、誰にでもある後悔だと思います。

   

過去の自分を許して、後悔を手放す勇気

そして不確かな未来の小さな希望を信じ抜く勇気

そんな勇気を持つ大切さ、その勇気を持てることの強さを教えてくれたドラマだったんじゃないかな、と。

   

カン・ソヘやハン・テスルにはその勇気があったからこそ、

ふたりで同じ方向を向いて、未来の選択をできたんじゃないかなって思います。

  

そう考えれば、きっとこの物語はハッピーエンドだったんでしょう。

 

このドラマはきっと   

自分の未来のために、大切な人の未来のために、

精一杯生き抜いたふたりの話だったんだと思います

   


こんな感想のまとめ方でいいんでしょうか。書きながら不安になっている筆者です(泣)

でも、このドラマを見ながら感じた、ソヘやテスルの勇敢な姿や未来への希望を言葉にしたかったんです。

このドラマは決して、意味わからないストーリーでも、希望の見えない悲しいドラマでも、サッドエンドでもなかったと思ったんです。

ふたりはずっと、かっこよくて優しくて、輝いてました。

この思いが少しでも読んだ皆さんに伝われば嬉しいです!!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではでは^ ^

   




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