こんにちは、ゆりです^ ^
今日は、ドラマ「キルミー・ヒールミー」から、
チャ・ドヒョンの
愛すべき7人格の話
です♬
ドラマの一番大切なポイントだったのが、チャ・ドヒョンの6人の別人格だったわけですが、
この6人とも、すごくかわいかったり、かっこよかったり、
チャ・ドヒョンも含めて本当に素敵な7人なのです💙
というわけで、7人の人格の魅力について、語りたいと思います^ ^
⚠️壮大にネタバレします、ご注意ください
File 1: チャ・ドヒョン / チャ・ジュニョン
言わずとしれた主人格。
とにかく優しい。「人に優しく、自分に厳しく」ってこの人のためにある言葉なんじゃないかって感じでしたよね笑
自分に厳しすぎて、多重人格になってしまったわけですが、
オ・リジンに対する優しさだけじゃなくって、
それぞれの人格に対する優しさや、
自分の関わる全ての人に対する優しさに溢れる
ほんとに素敵な人間でした💛
大切な人のために、自分に「厳しく」するんじゃなくて、
自分と向き合って「強く」なっていく姿がかっこよかったですよね。
File 2: シン・セギ
かっこよかったなー💕すっごい好きな人格でした。
シン・セギは、
愛のかたまり、みたいな人間でした。
だからこそ、憎しみのかたまりでもあったんですが。
オ・リジンへの愛と、父への憎しみ、そして、自分の弱さへの憎しみ。
そんな気持ちが詰まってる人格なのかな、と思ったり。
怖いぐらい自分の気持ちに正直で、子供っぽいですが、
でも素直なところとか、ほんとにまっすぐオ・リジンしか見えてないっていうのも
シン・セギの魅力というか。かわいいですよね。
セギとリジンのシーンはほんとにたくさんあって、どれもすごく好きなんですが、
一番好きなのは、リジンへの言葉じゃなくて、
セギが最後にドヒョンに送った言葉。
強がりで、強くて、人を愛することにまっすぐで、でも寂しく辛い思いをたくさんしてきたシン・セギらしい素敵な言葉だと思います。
ドヒョンと一番一緒にいたシン・セギだからこそ贈れる、言葉ですよね。
File 3: フェリー・パク
多重人格のうち、一番始めにできた人格のフェリー・パク。
訛りのある言葉にお酒好き、爆弾好きというおもしろおじさん。
そして面白さのなかに優しさが見える、素敵なおじさんでした✨
この人格は、唯一オ・リジンじゃなくて「父親」への愛が溢れてできた人だったんですよね。
急に冷たくなった父への愛をどう表現すればいいのかわからなくなってしまったドヒョンの、
父親への恋しさや罪悪感、憎しみが混ざって生まれた
ちょっと切ない人格なのかなって思ってます。
最後に、フェリー・パクが去る前にリジンに言った言葉。
ドヒョンをよろしく頼む。
お嬢さんは、笑顔を忘れずに楽しいことだけを考えろ。
過ぎた過去なんかに縛られるな
たった一度きりの人生だからね
元気でな。
この言葉はフェリー・パクの優しさがたくさん詰まってて、切ないけど前向きで、
心にしみます。
そして、リジンにチャ・ドヒョンに伝言として伝えて欲しい、と言ったのが
自由に生きろ。
という言葉。
父親の代わりに、フェリー・パクからチャ・ドヒョンへ伝えたかったメッセージなんだと思います。
ほんとはずっと伝えたくて、伝えられなかった言葉のような気がするんです。
自由とは何か、はドヒョンが小さい時にお父さんから教えてもらってたんですよね。
周りが期待する生き方をするんじゃなく、
分をわきまえて好きなことをすることだ。
そんなふうに生きても怒られないことだ。
フェリー・パクは、最後の最後まで明るくて優しい愛に包まれた人でした💛
File 4: アン・ヨソプ
自殺願望のある高校生。アン・ユナの双子の兄。
ヨソプは目が透き通っていて綺麗なんです。
いや7人ともチソンなんですけど、でも絶対7人格のうちで一番綺麗な目をしてると思います。
ヨソプは命の儚さ、弱さとその美しさみたいなものなんじゃないかと思ってます。
ヨソプの言葉って詩みたいじゃないですか。
「僕に時間があったら、美しい詩を書きたい」
といっていたヨソプが最後に選んだ言葉は、
Le vent se lève. Il faut tenter de vivre.
風が吹く。生きねばならない。
ポール・ヴァレリーの「海辺の墓地」という詩の言葉。
日本だと、「風立ちぬ」の冒頭にも使われている言葉です。
この言葉はヨソプからチャ・ドヒョンへの贈り物なんだと思います。
ヨソプ自身はここでドヒョンから去っていくわけですが、
ドヒョンが、今までの苦しみを乗り越えて
これから一生懸命リジンと一緒に生きていってほしい。
そんな切実な気持ちが詰まった贈り物なような気がします。
だから美しくって、切なくって、儚い。
ヨソプのその「美しさ」が、すごい好きでした❤️
File 5: アン・ヨナ
超毒舌女子高校生、アン・ヨナ💕
もうかわいすぎて❤️❤️
アン・ヨナは、アン・ヨソプの双子の妹で、「生」への執着がもとで生まれたそう。
ヨソプとは真逆の、命の強さ、生命力みたいなものですかね。
生への執着って言われて考えてみると、女子高生って世界で一番生命力に溢れてる気がしてきました。
アイドルの追っかけやってるのとかさらに「生きてる!」って感じですもんね笑
自分の幸せを自分で追いかけてる感じでしょうか(オタクにしかわからないこの感覚)
ヨナは超毒舌ですが、その中に優しさが見えるんです。
最後のシーンほんとに大好きです。ヨナの優しさに、一緒に泣いちゃいました。
あのさ、、、
ありがとう。
友達や妹みたいに私に接してくれて。
今日、望みも叶えてくれてありがとう
とにかく、全部ありがとう。
あんたと、ケンカするのが楽しかった。
元気でね。
File 6: ナナ / チャ・ドヒョン
ナナは、リジンが持っていた人形の名前で、
この人格は実は「オ・リジン」でした。
チャ・ドヒョンの心の中に、リジンのことを忘れないようにずっといたのかもしれないですね。
そう考えるとほんとに切ないですが、
でもある意味この「ナナ」が記憶の最後のかけらを持っていたわけで。
実はすごい重要で、しかもめちゃくちゃかわいい(笑)人格でした^ ^
File 7: Mr.X
最終話に突如登場した「Mr. X」。
正体はオ・リジンの父親でした。誰も会ったことのない父ですが、
チャ・ドヒョンの、リジンにとって大切な存在になりたかった強い思いのかたまりですよね。
出演シーンは一瞬のMr. Xですが、
印象的なセリフがこちら。
箱は、いざ開けると大したことはない
爆弾なのか金塊なのかは中身を見るまでわかりません
恐怖の大きさは自分の想像で決まります
恐怖とは、自ら作り出すもので想像力の産物です
では、これから取るべき行動は?
過去と向き合うのです
結果の出ている過去に想像力は必要ない
想像力は未来に取っておいてください
未来のために使うのです
個人的に、あーすごくお父さんっぽいなって勝手に思ってました。
迷った時に、寄り添ってくれるのが母親で、答えを教えてくれるのは父親、みたいなイメージがあるのは私だけでしょうか(笑)
過去に向き合うことで進んでいくドラマでしたが、
Mr. Xが見てるのは「未来」なんですね。それがすごく好きでした💕
以上、長くなりましたが
「チャ・ドヒョンの愛すべき7人格の話」
でした♬
最後の方に、シャイなドヒョンの代わりに、別人格たちがリジンに会いに来る、
というのが個人的に一番好きでした💛
セギも、フェリー・パクもヨソプもヨナも。
心をバラバラにしてでも守りたかったオ・リジンへの言葉、
そしてずっと一緒に生きてきたチャ・ドヒョンへの言葉。
それぞれのキャラクターが、それぞれの思いを言葉にするのは、ほんとに感動的で涙なしでは見られません。
チャ・ドヒョンとオ・リジンが2人で幸せになっても、
いつかどこかでまたこの6人に会えたらいいのにな、とか思っちゃいました💙
ではでは^ ^
※記事内の写真はすべて他サイトから集めてきたものです。
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自分で何とかしろ
忘れるな、また腰抜けになってビビってたら
おれはいつでも舞い戻るぞ
嫌なら頑張って生きろ
幸せにな
俺はお前だ
だから、カッコよく生きろ